| Up | 身体ゲシュタルトの重心 | 作成: 2025-12-12 更新: 2025-12-14 |
そしてこの錯覚は,つぎの構造をもつ: この自己表象は,「身体の安定化構造」を「身体ゲシュタルトの重心」と表現すると,考えやすくなる。 即ち,つぎのように: これを「自己」に表象する。 錯覚とわかっていても錯覚する というものである。 3 は,つぎのように表現できる: 「自己」錯覚は,身体性 「自己」は,理念や気の持ちようで無くなる,というものではない。 特に, 「無我」 になろうとする修行は,ナンセンス 脳が身体ゲシュタルトの重心を「自己」に表象するのは,これが都合よいからである。 その都合は,何か? たぶん「自己同一化」だろう。 自己をつねに掴んでいる格好は,「重心を感じ続ける」が最適だというわけである。 |